戦国の世。小国ながら肥沃な地と豊富な金脈をもつ秋月に、隣国の山名が攻め入る。不意をつかれた秋月城は、山名の奇襲になす術もなく陥落。焼け落ちた城跡に入城した山名の軍勢は、秋月を支える軍資金“金塊百貫”の在りかを血眼に探し始める。その軍資金探しのために城内で強制労働をさせられる山名の民、武蔵と新八は城内から脱走。その道中、ふと迷いこんだ滝のほとりで秋月の紋章入り金塊を発見するが、突然に現れた野伏せりの二人に見咎められ捕らえられる。その二人は、実は秋月の侍大将・真壁六郎太と秋月の姫君で継承者・雪姫で、同盟国の早川に軍資金を持ち込み、秋月再興を図る密命を受けている。切り捨てられたくない一心から、武蔵はある秘策を提案する…。





